予防歯科

当医院が勧めるむし歯予防法

1.6歳

  •  定期的に歯科医院を受診し、むし歯予防を生涯にわたり継続する。
  • 食生活の指導 (4歳までのむし歯予防はこれが主役)
  • 3~4ヶ月に1回の歯科医院でのフッ素塗布
  • 歯みがき指導

 

2〜4歳むし歯になりやすい子どもについては、定期的なフッ素塗布に家庭でのフッ素洗口液を使った歯みがきを追加。

 

 

 

4歳以降

定期的な歯科医院でのフッ素塗布+家庭(できれば保育園・幼稚園、小・中学校)でのフッ素洗口+フッ素配合歯磨剤を使った歯みがき。

 

 

 

とにかく予防を継続すること。そのためには定期受診が欠かせません。

患者さんにどうしたら定期受診を続けてもらえるのか、そこが院長・スタッフの一番の腕の見せ所です。

むし歯予防は簡単です。

  1. スウェーデンやオーストラリアなどむし歯予防先進国では、12歳児一人当たり平均むし歯数は1本以下、12歳(中学1年)でむし歯のない子が6割以上いる。
  2. 日本国内でも、世界標準のむし歯予防法を県単位で実施している新潟県、来院する子どもに新潟と同じ予防法を進め実践している当医院のむし歯数も、上記の国々とほぼ同等である。
  3. 2006年、CDC(アメリカ疾病予防センター)は「むし歯は人類が駆逐した疾患」とのレポートを出している。

 

むし歯を防ぐことができるかどうかは、世界標準のむし歯予防をやるかどうかだけなのです。

戸高歯科医院では開業当初から世界標準のむし歯予防を行ってきました。当医院でむし歯予防を実践している園児・児童・生徒の口をご覧ください。世界標準のむし歯予防を行っていくと、誰もがこうした口になります。(※注:むし歯のない健康な歯になるという意味です。歯並びは別にお考えください。)

定期受診での予防例

【5歳児 定期受診開始:1.6歳】

1歳半検診後の来院から、ずっと年3回のフッ素塗布とフッ素洗口を続けています。乳歯は歯の質が弱いので前歯が数本かけていますが、前歯・奥歯ともむし歯は1本もありません。

 

【11歳女児 定期受診開始:3歳】

3歳からフッ素塗布とフッ素洗口を続け、小学校2年生から床矯正で上下のあごを横に広げ、永久歯をうまく並べた子どもです。もちろんむし歯はゼロです。

【13歳男子 定期受診開始年齢 4歳】

ずっと年3回の定期受診を続けている中学生です。小1の時に下の前歯4本がきれいに並びそうになかったので、右下の前歯を1本抜きました。前歯は3本になりましたが、咬み合せも問題なく、見た目もほとんどわかりません。

【14歳女子 定期受診開始年齢 6歳 】

3人姉妹の長女、第一大臼歯が生えてから(6歳以降)予防を始めたため、奥歯2本にむし歯ができ小さなプラスティックの詰め物をしています。前歯が少し出っ歯ぎみだったので、中学生になってあごを横に広げ前歯を引っ込める矯正をしました。

【16歳男子 定期受診開始年齢 3歳 】

母親が「自分がむし歯で苦労したので」と、3歳から13年間、遠くから年3~4回きちんと予防に連れてきました。むし歯ゼロ、完璧です。この子ほど歯も歯並びもきれいな子はそれほどいません。母親の努力はみごとに報われました。ここまでくれば、将来よほど大きく生活が乱れないかぎり、むし歯は一生できないでしょう。

【18歳女子 定期受診開始年齢 5歳】

姉、弟、妹の3人兄弟の長女。時に半年間隔があくこともありましたが、ずっと定期受診を続けています。「仕事が忙しくなかなか歯みがきをしてあげることができなかったが、歯医者さんに通い続けたことがよかったのでしょう」との母親の弁。多少歯肉炎はありますが、兄弟3人ともむし歯ゼロです。

【22歳女子 定期受診開始年齢 2歳 】

3人姉妹の長女。「3人とも歯みがきそこそこ、おやつも普通。なのに、むし歯ゼロは定期受診とフッ素のおかげ」と母親から感謝されています。むし歯は1本もできませんでしたが、長女と三女は、スポーツところんで下の前歯をかかせてしまいました。姉妹3人、84本の永久歯に削ってつめた歯はその3本だけです。

WHO(世界保健機関)が勧める世界標準のむし歯予防法

  1. フッ素の利用
    • 水道水へのフッ素添加  食塩へのフッ素添加(全身的応用)
    • フッ素洗口 フッ素入り歯磨き剤の利用 フッ素塗布(局所的応用)
  1. シーラント(予防充填) 
  2. 甘味制限等の保健教育

日本の子どもにむし歯が多い理由と解決方法

世界の国々では、むし歯予防を公衆衛生施策として実施し、その柱は「フッ素の全身的応用」です。しかし、残念ながら日本では、学校あるいは個人の努力での「フッ素の局所応用」が中心です。このあたりが、むし歯予防先進国にむし歯の成績で大きく差をあけらえてしまった理由です。

とはいっても、新潟県が1970年から実施してきた保育園・幼稚園、小・中学校でのフッ素洗口によるむし歯予防は、むし歯予防先進国に決して負けないすばらしい成績をあげていますし、今、歯科医師会ではフッ素のさらなる活用を国や県・市に働きかけております。

公衆衛生施策が実現するまでは歯科医師とよく相談し、日本でできる「フッ素の局所的応用の組み合わせ」(当医院の勧めるむし歯予防法参照)で子どものむし歯を防いであげてほしいと願っております。

 

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