院長より

診療方針

  • 歯科医師、スタッフ、住民(患者さん)3者の相互の信頼関係・コミュニケーションの充実・正しい情報の伝達
  • 家庭で日頃からセルフケアのできる人づくり 
  • 定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケア 

セルフケアとプロフェッショナルケア

歯周病を例にとると、毎日自分で行う歯みがきがセルフケア、自分の歯みがきではとれない歯垢や歯石を、医院スタッフが目で見ながら特殊な器具を使って取り除くことがプロフェッショナルケア

これまでの歯科治療の常識

最新の研究や治療の進歩により、以下のようなこれまでの常識は、間違いであることがわかってきました。 

「むし歯はできたら治療すればよい」

「年をとると、歯は悪くなって抜ける」

「歯は痛くなったら麻酔をして神経をとるしか方法がない」

「歯並びの治療(矯正)は高値の花」

「歯の健康は身体の健康とはあまり関係がない」

セルフケアとプロフェッショナルケアの効果

戸高歯科医院では、次のように考えています。

「むし歯や歯周病は予防できる」 

「一生自分の歯を残すことができる」

「歯は痛くなっても、適切な治療で神経を取らなくてすむ」

「歯並びの治療(矯正)は、小さい頃から始めれば手の届く費用でできる」

「歯の健康は、心と身体の健康に深く関わっている」

このために、セルフケアと定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアを推奨しています。

予防先進地での取り組み

これは、むし歯や歯周病に関して言えば、スウェーデンやカナダをはじめとする予防先進国、日本国内でも予防の進んだ地域においては、住民全体のレベルですでに実現できている事実がその正しさを証明しています。

それらを実現するためには、歯医者さんと医院スタッフ、そして住民(治療が必要なら患者さん)が、お互いに協力し合って歯と口の健康を守っていくことがきわめて重要です。

戸高歯科が目指す、これからの歯科医院

当医院では歯や口のさまざまな病気に対して治療することはもちろんですが、

子どもに対してはこれから生えてくる歯を守り育てること・きれいな歯並びに導いてあげること、

成人では自分の歯を長持ちさせ、いつまでも良い状態に保つこと 

に特に力を入れています。

戸高歯科医院では、「痛いところを治したよ。今回はこれで終わり、また悪くなったらおいで」といったこれまでの医院から、予防のために定期的に通い、悪いところができたら『予防のついで』に最小限の身体への浸襲と負担のもと適切な治療を行う医院への転換を目指しています。

院長紹介

院長 戸高勝之

院長 戸高勝之
(とだか かつゆき)

開業以来「治療より予防」をスローガンに掲げています。

その結果、今では地区の小学校の子どもたち(12歳児)の1人平均むし歯数は1本(WHO・健康日本21の2010年目標値)以下、地元小学校6年生の半分以上、定期的に受診している6年生の7~8割ははむし歯ゼロという世界のトップクラスの成績を実現できております。

むし歯に対しては、子ども・大人を問わず、歯を削るのは最小限、麻酔を使わないことで「痛くない」「身体に負担の少ない」3Mix-MP法による治療を行っています。

むし歯予防が定着し、現在の私の役割は、歯を削ることから、「歯並び」や「歯周病」、歯を失ってしまった方への「冠・ブリッジ・義歯」の治療にシフトしています。

今ある自分の歯を可能な限り長く使っていってもらうために、「自分で自分の歯を守ることができる人づくり」に特に力を入れています。 

昭和54年 東京医科歯科大学歯学部卒業 

昭和54~57年 昭和大学歯学部歯科補綴学教室 全部床義歯学(総義歯)専攻 

昭和57~61年3月 大分医科大学歯科口腔外科教室 口腔外科専攻

昭和61年 現在地に戸高歯科医院開業 

平成17年 宮崎市郡歯科医師会フッ化物推進アドバイザー

平成18年 佐伯市歯科医師会公衆衛生担当理事

平成19年 LSTR3Mix-MP療法専門医

      大分大学医学部公衆衛生医学第1非常勤講師

平成20年 医療功労賞受賞 

 

〜趣味〜 

子どもの矯正治療、絵画鑑賞、ゴルフ、剣道